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FateTell の四柱推命計算方法計算ルールと照合用の例

同じ出生情報でも、ツールによって命式が異なることがあります。結果を比べる際は、出生地のタイムゾーン、真太陽時、日付の切り替え時刻、立運の計算方法を一緒に確認してください。

FateTell は出生情報が示す時刻を確定してから、四柱・大運・通変星を計算します。このページでは無料の命式作成ツールで採用しているルールと、自分で入力して照合できる例を紹介します。

無料で命式を作成する

現在の計算ルール

日付の入力
グレゴリオ暦(西暦)で入力。1900〜2099 年に対応
出生時刻
出生地で記録された現地の時計時刻を使用し、選択したタイムゾーンから過去の時差と夏時間を判定
年柱の切り替わり
立春の節入り時刻
月柱の切り替わり
十二節の節入り時刻
日柱の切り替わり
23:00 に日付を切り替え
真太陽時
任意。初回入力時はオフ、保存した出生情報を復元するときは保存時の設定を使用
大運の順行・逆行
陽年生まれの男性と陰年生まれの女性は順行、陰年生まれの男性と陽年生まれの女性は逆行。陰陽は年干で判定
立運時期
節から次の節までの期間における出生時刻の位置を、順行・逆行に応じて換算
通変星
本命の日干を基準に、五行と陰陽の関係から判定
出生時刻が不明な場合
出生地の正午 12:00 を仮定し、仮の時刻と表示。真太陽時補正は行わない
南半球での出生
この設定をオンにすると月柱を調整。詳しくは後述

出生時刻の扱い

出生地の時刻とタイムゾーンを使う

出生記録にある現地の時計時刻を入力し、その当時の出生地のタイムゾーンを選びます。現在は別の国に住んでいても、出生地の時刻とタイムゾーンを使ってください。初回表示ではブラウザーのタイムゾーンが選ばれることがあるため、入力時に確認が必要です。

過去の時差と夏時間は、IANA タイムゾーンデータベースに記録されたルールに基づいて判定します。同じ場所でも、年や季節によって UTC との時差が異なる場合があります。

夏時間の終了時には同じ時計時刻が二度現れることがあり、このツールでは最初の時刻を使います。夏時間の開始時には存在しない時計時刻が生じ、その場合は切り替え前の時差で換算します。出生記録がこうした時間帯に当たる場合は、まず元の記録を確認してください。

真太陽時への補正方法

真太陽時をオンにすると、出生地の経度、当日の UTC 時差、均時差を使って入力された時計時刻を補正します。

補正する分数 = 経度 × 4 − 当日の UTC 時差(分)+ 均時差

東経は正、西経は負の値とし、経度 1 度は約 4 分に相当します。均時差は視太陽時と平均太陽時の差を表し、NOAA の太陽位置計算資料の近似式を使います。

補正には既知の出生時刻と有効な経度が必要です。オフの場合、経度は時刻補正に使いません。オンの場合、補正後の出生時刻を四柱と立運の計算に使い、節入りをまたぐと年柱や月柱も変わることがあります。節入りそのものの時刻は変わりません。

四柱と大運の求め方

年柱と月柱は節入り時刻で切り替える

年柱は立春の節入り時刻で切り替え、西暦の元日や旧暦の正月初一では切り替えません。月柱は、立春・啓蟄・清明・立夏・芒種・小暑・立秋・白露・寒露・立冬・大雪・小寒の十二節で切り替えます。

節気データには lunar-typescript 暦ライブラリを使用しています。出生時刻と節入り時刻を同じ時間基準に換算してから比較し、月干は年干から五虎遁で求めます。節入りの前後に生まれた場合は、日付だけでなく正確な時刻を比べる必要があります。

日柱は 23:00 に切り替える

日付の切り替えは常に 23:00 です。子の刻に入ると翌日の日柱を使い、その日干から時干を求めます。真太陽時がオンの場合は、補正後の現地時刻が 23:00 を超えたかどうかで判定します。

日干が日主に当たるため、日柱が変わると通変星にも影響します。時干は日干から五鼠遁で求めます。他のツールと比べるとき、23:00〜23:59 の出生では日柱と時干の両方の決め方を確認してください。

大運の方向と立運時期は別々に計算する

大運は陽年生まれの男性と陰年生まれの女性が順行、陰年生まれの男性と陽年生まれの女性が逆行です。陰陽は年干で判定し、甲・丙・戊・庚・壬が陽干、乙・丁・己・辛・癸が陰干です。

立運年齢は、節から次の節までの期間における出生時刻の位置から換算します。順行は出生から次の節まで、逆行は前の節から出生までの時間を使います。

順行の立運年齢 = 出生から次の節までの時間 ÷ 節から次の節までの全期間 × 10 年
逆行の立運年齢 = 前の節から出生までの時間 ÷ 節から次の節までの全期間 × 10 年

換算では 1 年を 365.2422 日とし、表示する年・月・日は順に整数部分を取ります。「3 日を 1 年に換算する」など別の方法を使うツールでは、四柱が同じでも立運時期が異なることがあります。

通変星は日主を基準にする

通変星は、他の天干と本命の日干の五行・陰陽の関係で決まります。たとえば癸水は甲木にとって印綬、乙木にとって偏印です。天干と地支の蔵干は分けて表示し、大運・年運・月運の通変星も本命の日主を基準にします。

簡易表示の五行数は、四つの天干と四つの地支の主たる五行、計 8 項目だけを数えます。蔵干の重み付けや旺衰の判断は含みません。用語については、日主・五行と通変星の解説をご覧ください。

南半球の設定では月柱を調整する

南半球の設定をオンにすると、月支を元の月支と冲の関係にある支に置き換え、月干は元の年干から五虎遁で求め直します。大運の干支、月運、関連する宮位も合わせて調整します。

この設定自体は、年柱・日柱・時柱や実際の節入り時刻を変えません。FateTell が用意している計算上の選択肢であり、すべての流派が同じ南半球のルールを採用しているわけではありません。

出生時刻が不明な場合は正午を仮定する

出生時刻が不明な場合は、出生地の正午 12:00 で四柱と立運を計算し、仮定した時刻であることを表示します。真太陽時補正は行いません。出生時刻が後から分かったら、命式を作り直してください。

仮の時柱も五行数、立運、関連する宮位の計算に含まれます。出生当日が節入りの日なら、正午で求めた年柱や月柱も実際の出生時刻による結果と異なることがあります。正午を仮定した命式であり、出生時刻が確定した完全な結果としては扱えません。

計算例

以下はすべて計算結果を照合するための架空の出生情報です。特に記載がない限り、男性・北半球・出生時刻が既知・真太陽時オフとし、日付は 23:00 に切り替えます。

中国の例では Asia/Shanghai(北京時間)と東経 116.4074° を使い、以下「上海時間」と呼びます。ニューヨークの例では America/New_York と西経 74.006° を使います。タイムゾーン名は出生都市を示すものではありません。経度は各例で指定された値を入力してください。

基本例:四柱・五行・立運

2000 年 1 月 1 日 12:00、上海時間で入力します。

四柱
年柱 己卯・月柱 丙子・日柱 戊午・時柱 戊午
日主
戊土
五行の数
木 1・火 3・土 3・金 0・水 1
大運の順行・逆行
逆行
立運年齢
8 年 4 か月 4 日
最初の大運開始
2008 年 5 月 6 日 04:26:24(上海時間)

秒単位の表示は計算結果の表示精度を示すだけで、出生記録や換算方法に同じ精度があることを意味しません。

1. 子の刻の前後では日柱と時柱が一緒に変わる

基本例の日付とタイムゾーンはそのままに、出生時刻だけを変えます。

入力時刻日柱時柱
22:59戊午癸亥
23:00己未甲子

2. 立春の前後では年柱と月柱が切り替わる

2024 年 2 月 4 日、上海時間で入力し、真太陽時をオフにします。

入力時刻年柱月柱
16:20癸卯乙丑
16:30甲辰丙寅

3. 真太陽時補正で日付の境界をまたぐ

2000 年 1 月 2 日 00:05、上海時間で入力し、経度を東経 90° に変えます。

真太陽時計算に使う時刻日柱/時柱
オフ1 月 2 日 00:05:00己未/甲子
オン1 月 1 日 22:02:01戊午/癸亥

4. 過去の夏時間も真太陽時補正に反映する

1988 年 7 月 1 日 09:00、上海時間、東経 116.4074° で入力します。当日の時差は UTC+09:00 です。

真太陽時計算に使う時刻時柱
オフ09:00:00乙巳
オン07:42:04甲辰

出生記録の時計時刻をそのまま入力し、夏時間の 1 時間を自分で差し引かないでください。

5. 夏時間の切り替えで重複・欠落する時刻

ニューヨーク時間で真太陽時をオフにすると、次のように換算します。

入力時刻適用する時差対応する UTC 時刻
2024 年 11 月 3 日 01:30(重複)UTC−04:00、最初の時刻11 月 3 日 05:30
2024 年 3 月 10 日 02:30(存在しない時刻)UTC−05:00、切り替え前の時差3 月 10 日 07:30

換算結果が出ても、存在しない時計時刻が実際の出生時刻になるわけではありません。元の記録を確認する必要があります。

6. 異なるタイムゾーンで同じ節入り時刻を比べる

2026 年 2 月 3 日、ニューヨーク時間で入力し、真太陽時をオフにします。

入力時刻年柱月柱
15:01乙巳己丑
15:03丙午庚寅

ニューヨークの 2 月 3 日 15:03 と上海の 2 月 4 日 04:03 は同じ瞬間です。北半球・真太陽時オフの設定では年柱と月柱が一致しますが、日柱と時柱は各地の現地時刻で求めるため、異なる場合があります。自分の命式を作る際は、実際の出生地の情報を入力してください。

7. 出生時刻が不明な場合、影響は時柱だけとは限らない

2024 年 2 月 4 日、上海時間で、出生時刻不明を選びます。正午を使った結果は年柱 癸卯・月柱 乙丑・日柱 戊戌・時柱 戊午となり、時柱には仮定値と表示されます。

後から出生時刻が 16:30 と分かった場合、再計算すると年柱は甲辰、月柱は丙寅になります。節入り当日は、正午を仮定した年柱や月柱も確定した結果とは扱えません。

8. 同じ天干でも日主によって通変星が変わる

本命の日主比較する天干通変星
甲木癸水印綬
乙木癸水偏印

計算方法の変更履歴

命式の結果に影響する変更をまとめています。新旧の結果を照合する際に参照してください。

2026 年 9 月

タイムゾーンをまたぐ節入りの判定と立運計算を統一し、年柱・月柱の判定にも真太陽時を反映しました。日付の切り替えを 23:00 に固定し、夏時間による時刻の重複・欠落の扱いも明確にしました。節入り付近の年柱・月柱、子の刻付近の日柱、立運時期に影響する場合があります。

2026 年 1 月

出生時刻が不明な場合は、四柱と立運を正午で計算する方式に統一しました。仮の時刻であることを表示し、真太陽時補正は行いません。仮の時柱、五行数、立運、節入り当日の年柱や月柱に影響します。

2025 年 9 月

南半球の設定を追加しました。月支を冲の関係にある支に置き換え、月干を再計算します。オンにすると月柱、大運の干支、関連する項目が変わります。

過去のスクリーンショットと比べる際は、出生情報だけでなく、当時のタイムゾーン、経度、真太陽時のオン・オフ、半球の設定、仮の時刻を使ったかどうかも残しておいてください。

命式が一致しないときの確認手順

  1. まず入力内容を確認します。西暦の日付、出生地、現地の時計時刻を確認します。元の資料が旧暦なら、西暦への換算と閏月の有無も確認してください。
  2. 次に時刻の設定を確認します。タイムゾーン、過去の夏時間、経度、真太陽時の設定を確認します。
  3. 切り替わりに近い時刻か確認します。立春、月の節入り、23:00 の日付切り替えに注目し、時干の求め方も確認します。
  4. 四柱と大運を分けて比べます。四柱が同じで立運時期だけ異なる場合は、換算方法の違いが考えられます。大運の順行・逆行については、性別と年干の陰陽も確認します。
  5. 最後に通変星の基準を確認します。日主を確認してから、他の天干の五行と陰陽の関係を照合します。

違いは設定、資料、計算上の取り決めから生じることも、実装上の誤りから生じることもあります。入力とルールを揃えても違いが残る場合は、具体的な計算手順を確認してください。

命式の結果から分かること

無料ツールは、上記のルールに基づく四柱・通変星・大運や年運などを表示します。五行数は旺衰を示すものではなく、その数だけで用神や吉凶を判断することもできません。命式の計算結果自体が、現実の出来事に関する予測を裏付けるわけではありません。

出生時刻が不明な場合や境界に近い場合は、不確かな部分があることを踏まえ、情報が揃ってから改めて確認してください。